OTHER 2019.09.10

安田顕、井浦新、満島真之介 出演の宇宙船CMが前から気になっていたので調査してみた!

テレビでもよく見る、俳優の安田顕、井浦新、満島真之介を起用した謎の宇宙船CM。その正体は「ダイドーブレンド」のCMである。

ストーリーについて色々調べていくと、最初のCM(エピソード1)は2050年に地球防衛のために設立された月面基地にて巨大な隕石が地球に接近。これを迎撃するために、地球防衛軍のプロジェクトチームが任務を遂行している設定だ。役柄的には、メカニックが安田顕、エンジニアが井浦新、新人パイロットが満島真之介となっている。

初めての現場で張り切る新人の満島とは対照的に、深刻な様子のエンジニア井浦と現場メカニックの安田が緊迫した雰囲気の中、いよいよ迎撃を実行するシーンから物語が始まる。

そして次のCM展開(エピソード2)では、見事に巨大隕石を迎撃し、地球の危機を救った3人が宇宙船に乗船。今度は、人類の新たな移住先を探査する『人類移住先探索業務』という任務を遂行することに。しかし、惑星の引力により飛行ルートを外れてしまう宇宙船は、難しい操縦が求められる。ここで、新人の満島が実は宇宙船の教習試験トップであったことが判明!安堵する安田と井浦だったが、実務の方は最下位だったという新たな事実に微妙な空気が流れる・・・

そして、今O.Aされている新CM(エピソード3)では、とある惑星の中継基地に降り立つという設定だ。今回のストーリーの主役はメカニックの安田で、別部隊から修理依頼を快く受けた安田に、ザ・今どきの若者的発想の満島が「自分達で治せばいいのに・・・」と漏らす。すると安田が「修理ってのは、誰が直しても同じじゃないんだ」とまさに職人の鏡のような一言。井浦、満島が「かっけぇ!」と口をそろえて呟くという内容だ。



セットや衣装など色々と作りこまれていて、非常に面白いCMだが、キャラの設定もしっかりされている。


・安田顕
月面基地のメカニック。
基地赴任から長年にわたり、ビーム砲の実装に携わってきた、情熱的な現場リーダー。

・満島真之介
月面基地のパイロット。
防衛軍のパイロットで、ルーキーながらビーム射撃の名手。やる気に満ちた若手ホープ。

・井浦新
月面基地のエンジニア。
宇宙航空科学の権威であり、破壊光線のスペシャリスト。任務においては常に沈着冷静。


3人の個性がハッキリ分かれている上、どこか今の日本社会にもいそうな3人だ。色々と気になってきたので、ダイドードリンコ株式会社の広報部にインタビューしてみた。

Q : これまで全3回の本CM展開をされて、CMへの反響はどうか?
A : 個性の違う出演者3名のやりとりへの期待が大きく、大きな反響をいただいております。また、毎年実施してい
   る調査でもCMを積み重ねるたびに、商品への好感度が上がっています。

Q : 宇宙船や衣装など、作りこんでいる物が多いCMだが、特にディテールまでこだわった部分はどこか?
A : 衣装は、3名それぞれの職種・キャラクター個性の違いを表していて、職人気質な安田さんは同じ作業着を長年
   着続けた風格、キレイ好きな井浦さんは汚れはおろかキズ一つない新品状態、そして若く元気なパイロット役の
   満島さんはそれなりのキズや汗汚れなどが細やかに表現しています。
   また、現場ではアドリブ演技をしていただくこともあり、セットは360度対応できるようつくりこみ、複数の
   カメラもあらゆるところに埋め込む形もとっています。もちろん船内の装飾品などはリアルに作り込みをしてお
   り、毎回撮影セットに入る際、俳優さんたちは感嘆の声を上げてくれています。

Q : 第1回目で巨大隕石を迎撃した方法は?設定などあるのか?
A : 現場リーダーでもあり情熱家のメカニック安田、破壊光線のスペシャリストで冷静沈着なエンジニア井浦、ルー
   キーでやる気に満ちたパイロット満島という、異なる強い個性を持つ3人。メカニックの安田がマシンを最高の状
   態に仕上げ、エンジニアの井浦は軌道シミュレーションを完璧にこなす。最大限のサポートを受けたパイロット
   満島はビーム砲の操縦桿を握り、狙いを定め、来たる隕石に発射。無事命中し、迎撃に成功。

Q : ストーリーが壮大な内容だが、このCMシリーズは今度も続編は予定しているのか?
A : 今後も続編を予定しておりますので、ご期待ください!!



各シーンにキャラクターの個性をしっかり生かした設定や、スタジオセットのディテールへの拘りと、どこをとっても凄いぞ!ダイドーさん!

尚、今回の新CMを記念したキャンペーンの商品がこれまた凄い。下町の技術・こだわりが結集したロケット素材で作られる超頑丈な「宇宙スマホケース」。しかも、カラーやデザインを選び、自分のイニシャルなども刻む事が出来る完全オリジナルとして作成してもらえるのだ。

ここまで、細部までこだわっている一連のCM及びキャンペーンにはもはや脱帽してしまう。

ちなみに、調べていて気が付いたのだが、職人気質のメカニックキャラで登場している安田顕だが、なんと彼はTBS「下町ロケット」にて下町工場で悪戦苦闘する佃製作所の技術開発部長(山崎光彦役)を演じていたのだ。これは偶然なのか??

おそらく、この3人の各キャラクターは日本のビジネスマンの特徴や個性を併せ持ち、それぞれの個性が混ざり合うことで良い環境(味)を常に作り続けているという、ダイドーブレンドのコンセプトに職人技レベルの細かな設定がリンクされているCMなのではないだろうか。

このCMシリーズは今後も続くそうなので、続編が楽しみだ。

今回の新CMに関するメイキング映像やインタビュー映像も入手出来たので、こちらに。





ライター:目黒 晴彦(YES!!!!編集部)